つらつらと。

気まぐれですが、つらつらと。

ママ友って言葉、便利だよね

ママ友って言葉が好きではなかった。自分が子供を産むまでは。けど実際に出産後は子供がいなかったら知り合っていないだろうって人はたくさんいて、それで出会って友だちになった人たちのことをママ友って呼ぶんだろうなと思いつつ使ったことはない。

じゃあ独身の時に知り合った友だちはなんて呼ぶ?普通に友だちでしょ?会社の同僚とかライブ仲間とかスノボ仲間とか酒仲間とか。ママ友はその並びにあるのか。ママ仲間はちょっと怖いし、じゃあママ友でいいか。ゴロの問題か。

子供が4歳になり、私にも少しずつママ友に分類されるであろう友だちができてきた。産院の育児サークルみたいなところで一緒になった人は子供の月齢が近いのと産んだ病院が同じってので共通の悩みや話題が多くて、まぁ住んでいるところは近くなかったりで保育園に通いだしてからは会うことはなくなったけど、LINEでやりとりして(当時はまだLINEがなくて、それでもメールでやりとりしていくうちにLINEグループまで行き着いた)3歳の時に集まったな。もちろん子供同士は覚えているはずもなく。ただ母親同士が久しぶり〜!◯◯ちゃん大きくなったね〜!ってな感じ。きっと節目節目で連絡は取り合って帰省や旅行で近くに行くよ〜とかなった時に会ったりする関係。

その後は保育園の同じ年齢の子のお母さんたち。小規模だったから顔も覚えやすく迎えの時間帯が同じお母さんで仕事の話が合う人とは仲良くなった。引っ越してからも続いてて主に仕事の話をする。子供同士も仲良くて、私に用事があるときは預かってくれたりもして、とても有難い。夫婦揃って友好的でとてもいい人たち。

それからご近所さん。子供同士が公園で一緒に遊ぶようになり親同士も話すようになり、子供はしょっちゅう家を行き来してるけど、親はなかなかそうもいかず、でも家が近いからバーベキューや鍋をたまにするようになり、その関連でその子の保育園の友だちも加わり、親も加わり、な感じで意気投合したお母さんもいる。

こうして顔見知りが知り合いになり、友だちになり、相談相手になったりなってもらったりするんだね。まだ4歳なわけだから最長4年なわけで、小学校、中学校、高校となってくるとどんどん長くなり増えていくのか。けど、小学生以降に知り合ったらママ友とは呼ばない気がするね。どうなんだろう。

ドラマでよくママ友の派閥とかいじめとかやってるけど、今の所そういうのを見かけたことはない。幼稚園はまた違う感じなんだろうか。朝の送りも急ぐ必要がなく毎日長々立ち話。迎えはまだまだ昼下がり。のんびりおしゃべり。そのうちいらない話までしてお互いのこと知りすぎてやりにくくなったりしてね。

とりあえず独身の時会社勤めしてる時に仲の良かった友だちに説明するときはママ友って言葉が一番わかりやすいのでした。私自身に抵抗があったのかもしれないな。会社辞めて結婚して子供産んで、会社で仲良かった友だちの知らない世界が構築されていき、新しい友だちができて「ママ友できた」とか報告することに。

もう辞めて11年経つのか。勤めてたのは11年半。年月の経過って振り返ってみると面白いし不思議。

こんな私にも子供ができて、ママ友ができて。考えてもなかったな。想像はしても現実味は全くなかった。

ママやってるんだもんね。ママ同士の友だち、必要だよね。必然的にできるよね。バリバリ働いてお母さんになった人も、大学卒業して何年かですぐお母さんになった人も、同じお母さん。子供のために頑張る。そこを共感しあえるの、ママ友。大切にしましょ。