手術から24日目。病理結果が出て治療が決まる。
手術は成功。
治療は、放射線治療とホルモン療法。
報告書の写しはくれなかったということは、針生検のときの結果(下記)と大差ないのだろう。
HER2: Score 0、陰性
ER: +++、90%
PgR: +++、90%
Ki-67 Labelling index: 5.4%
放射線治療
放射線科を初受診。いろいろと丁寧に説明をしてくれた。
腫瘍が皮膚に近い場所だったため、皮膚側に細胞が残っている可能性がゼロではなく、放射線治療25回の後、「手術部位のみに5回」を追加するとのこと。
きりよく手術からちょうど一ヶ月後に 開始することになった。
治療開始前に準備のため一度受診し、CTと顔写真と照射の位置合わせのための印を胸と両脇の計3箇所に書いてもらった。
照射時間は2分。全行程の所要時間は、初回は25分くらい、2回目以降は8分ほどとのこと。初回の時に、2回目以降の時間が決まる。約1か月半毎日の通院になるからね。自分の車を持っていないから、電車+バス+迎えのみ夫に頼む、徒歩、ジョギング、自転車、の選択肢となり、仕事を抜ける時間とか、子供の送りの帰りに行くかとか、いろいろと考え中。今ほど自分の車が欲しい!と思ったことはない。ジョギングしていっていいって先生にも確認した。心拍数が上がっていても汗をかいていても放射線治療には影響ないとのこと。むしろ血行が良くなっている状態で受けるのは良いと。でも走っていくにはまだ少し暑いかなぁ。
ホルモン療法
タモキシフェン一錠20gを5年間飲むことになった。エストロゲンよりも先にがん細胞にくっついてくれる薬らしい。「女性ホルモンを止める薬との併用」という療法も考えたけど年齢と閉経前ということを考えて、タモキシフェンのみでいくことになった。
副作用は、太りやすくなることだって。キープできるように頑張ろう。
薬は2か月分処方され、さっそく翌日から服用開始。順調なら次は3か月分の処方みたい。
次の乳腺外科の受診は2か月後。その頃には放射線治療も終わっているな。治療の秋となりそうです。
言われはしなかったけど「ステージI」
女性ホルモン依存型。
進行も遅い。
癌ではあったけど、手術も治療も最小限でよく、予後も良いタイプであったのは有難いことで、そのことを胸に、この経験を無駄にしないように、食生活やストレス対処など、生活を見直していきたいと思う。
手術から22日目。かさぶたが取れてきた。
明日は病理結果を聞きに行く日。
その日に合わせるかのように、乳房の縫い痕のかさぶたがぴろぴろと取れてきた。
乳頭のどんぐりの帽子状態の真っ黒な大きくて分厚いかさぶたはまだくっついたまま。
手のひらで押すと痛み感じていた乳房全体の打ち身のような感覚は少なくなってきている。
そろそろブラトップいけるかも。
手術から18日目。護身に油断。
油断した。
5歳の娘の眠る前の布団でのひとときの足癖の悪さと言ったらなくて、退院してしばらくは娘が眠るまでは座って防御していたが、昨夜は眠たくて眠たくて横になってしまっていた。
一度は寸前でかわせたものの、2発目を傷付近に食らってしまった。
付近の傷やカサブタのない部位でよかった。傷口のカサブタなんぞ剥がされたら血も出るしその後膿む可能性だってある。
だから最悪ではなかったけど、乳房全体が軽く押さえても打ち身のような痛さがあるのに加え、比較的強めの蹴りを受けたから、思わず怒鳴り散らしてしまった。
娘もわざとではないにしろ、ことあるごとに気を付けてねと言っていたのにこうなったからつい。
しばらくしてごめんねと謝ってくれた。
いや、油断してた私も悪かったよね。
しばらく痛みが気になったけど、今朝には治った。よかった。
自分の身は自分で護らねば。
手術から15日。振動への慣れ
退院後の行動制限は特になく、お風呂もプールも自転車もなんでもいいよと言われている。でも看護師さんからはこっそりお風呂につかるなら一番風呂でお願いしますと言われたから、プールもさすがにまだやめておこうと。感染症とかね、傷口が乾ききるまでは一応気を付けておかなくちゃ。
自転車は乗らないとは不便だから乗れて良かったと思う。実際のところ家族の過保護により手術から10日間は乗る必要性がなかったけど。
自転車に乗った時のことを書いておくと、アスファルトのガタガタによる細かい揺れが意外と響いた。響くというか痛かった。
けど、2日目は痛みはなくなった。筋の収縮をしてなかったから固まってて、振動による身体の動きがストレッチ的な効果になったのかな?
あと、乳頭と下着の擦れが気になるうちはやめておいた方がいいかも、とも思った。小走りしたとき、気になったから。
手術から11日。少し腕に痺れあり
気にするほどじゃないのかな。
手術した側の肘から先が少しビリビリ痺れる。
常にではないけど、一応覚えておこう。
鳥肌は治ったている。
手術から10日。抜糸
乳房の方の傷口から糸がぴっぴっと出てたの、チョンチョンと買ってもらった。すっきり(^^)
今までで一番早い呼び出しと処置だった。
次は2週間後。いよいよ病理結果を聞きに行きます。
3日前に受診した乳頭からの汁は、昨日ようやくとまり、軟膏と塗るのをやめ、ガーゼも当てなくて大丈夫になった。膿まなくてよかった。
あとは、乾かせ乾かせ、治れ治れ、だ。
手術から1週間。傷口じゃないところから汁が出て受診。
傷口は全く問題なく、乾いていっているけど、昨夜シャワーをするときに、乳頭から出た汁で手拭いが汚れていた。
鏡でよくよく見てみると、手術後真っ黒色になっていた乳頭に色味が戻って来ている。
残った黒い箇所がかさぶたのようにも見えてきた。硬くもなってるみたいで、その下の隙間が真っ赤に見えていて、授乳の時に引っ張られすぎて痛かった時の様子を思い出した。
退院の時に、何かあったら電話してと言われていたし、さっそく朝掛けてみると、主治医に確認してくれて、先生も見たいから外来に来てくださいとのことで、行ってきた。
何ら心配することはなく、乾燥させておけばいいらしい。一応軟膏を出してもらった。
傷口のテープを剥がしてもらい、すーっきり!胸帯ももう外していいとのこと。
結局、乳頭と傷口を覆うような形で大きな絆創膏のようなものを貼ってもらった。
入浴も許可が出た。
次は3日後の外来で抜糸をしてもらう予定。
抜糸はてっきりないとのと思っていたけど、あったのね。テープ剥がしたら確かに黒い糸の結び目が見えた。