つらつらと。

気まぐれですが、つらつらと。

手術から1日(入院3日目)

 

安静の起き上がれない状態での長い長い夜がようやく明けた。

 

状態を起こす、水を飲む。

起床時刻を過ぎた検温時、看護師さんが、ベッドの頭を上げ、状態を起こしてくれた。約22時間横になっていた体が、一気に座った状態に起こされる。

そして「飲んでいいですよ」と、カップ一杯の水が机に置かれた。喉もカラカラだったので喜んで少し飲んでみた。美味しい。喉が少し痛むのは、手術中に酸素の管を通してたせいだろう。

 

顔面蒼白

 

異変はその後に起きた。

 

なんか血の気が引いてくる。座ってるだけなのに。まだ同室にいた看護師さんを呼んで貧血っぽいことを伝えるとすぐにベッドを倒し横にならせてくれた。そうするとマシになり、ほどなく元に戻った。

看護師さん曰く、顔面蒼白だったようで。「もう大丈夫だと思うので、あとは自分で操作して少しずつ30分くらいかけて起き上がってください、と。その通りに少しずつ上げていったら全然大丈夫でその後も顔面蒼白のような状態にはならなかった。

 

歩く、排尿の管を外してもらう。

歩く練習をして、歩けるようになったら、オシッコの管を外しましょう、と。難なく廊下まで出られたから、大丈夫ですね、ということですぐにベッドへ戻り、さっそく管を外してもらった。下にオムツのように当ててもらってたらしいT字帯は捨ててもらった。

その後すぐにトイレへ行った。すっきり!少し痛かったけど、お水をせっせと飲んで何度もトイレへ行くうちに気にならなくなった。

点滴を連れて行くのに慣れていないからぎこちないし、邪魔だし、、、。お昼ご飯を半分以上食べられたら、点滴を外すってことを知り、待ち遠しい昼食。お腹ペコペコ。手術前日の夜に食べたのが最後で、絶食だったからね。完食の自信あり。

 

昼食後、点滴が外れる

待ちに待ったお昼ご飯。美味しかった〜。24時間以上、点滴で栄養を摂っていたから、口から食べ物で栄養を摂る従来の方法に切り替わると、身が引き締まる思いだった。食の大切さは見直さなければならない。食べたものでしか身体はできていかないから。細胞だって、免疫力だって、臓器の調子だって、全ては食が基本。

食育に興味はあるけど、料理が好きでない私は頑張らなければなぁ。

 

残りの管は患部からの排液用

脇と乳房から中身を切除して、皮膚を戻したわけだから、中には何もない空洞ができ、そこに水が溜まるらしい。(合併症として記載されているけど、10人いたら10人に見られることだから合併症と呼ぶのもねぇと先生は言っていた。)その液を吸引するための管。管はボトルに繋がっていて、そこに溜まっていく。

毎朝量を計り、50ml以下になったら管が外せるとのこと。そして外せたら、翌日には退院できるとか。

 

 

管が2つ外れたおかげで身軽になって、ボトルを首にぶら下げるだけでいい。